あらすじ |
イギリスの小説家イーディス・ネズビットによる児童文学「砂の妖精」を原作として1985年4月2日から翌年2月4日まで放送された。近年では2015年にTOKYO MXなどでデジタルリマスター版が放送されるなど、長い間愛されているアニメ作品。 原作では主人公の名前は「サミアード」とされているが、アニメ化に伴い「サミアどん」と変更がなされている。 いつも三角帽子をかぶり、子供の泣くところが大嫌いな砂の妖精サミアどんは、一日に一回だけ、日が沈むまでの間だけ願い事を叶えることが出来る魔法を使うことが出来る。 郊外の家に引っ越してきたばかりのターナー家の四人兄弟は、そんな不思議な妖精サミアどんと出会い、様々な願い事を叶えてもらう。 しかし、願い事を叶えてもらった後は、いつも決まって問題が起こってしまう。その度に、サミアどんは兄弟の我が儘な行動に愚痴をこぼしながらも、時には自分の身を呈してまで兄弟を助けてくれる。 そんな奇妙で優しい妖精と兄弟の騒がしくも面白おかしい日常が描かれるこの作品は「魔法の天使クリィミーマミ」「きまぎれオレンジ☆ロード」などで知られる小林治がチーフディレクターを務め、脚本は「ドラえもん」「エスパー魔美」のもとひら子、「ガラスの仮面」「メイプルタウン物語」の朝倉千筆などのスタッフにより制作され、原作童話の心温まる物語がアニメの中で表現されている。
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