アニメ脚本と脚本家のデータベース

令和5年度
メディア芸術アーカイブ推進支援事業

連続TVまんが

キックの鬼

死斗第一幕
スポーツ
作家 辻真先
原作者 梶原一騎中城けんたろう
放送局 TBS
放送日不明
放送回 19
演出/監督 白根徳重
かな キックノオニ
ローマ字 KIKKUNOONI
分類 台本
メディア テレビ
ジャンル アニメ
サブジャンル スポーツ
収蔵先 倉庫保管中
あらすじ 『キックの鬼』学生空手界の不敗の王者『沢村忠』は60戦無敗という記録を保持したことで『空手三四郎』の異名で呼ばれ、学生空手界で名を轟かせていた。その頃タイ式ボクシングを日本に広めようとする野口ジムの会長『野口修』は、沢村の足のバネに天性の才能を感じ、タイ式ボクシングとの対戦に誘う。こうして異流試合に臨んだ沢村は初戦こそ勝利をおさめるが、続いて登場したタイ式ボクシングのライト級チャンピオン『アジ・ソン』には手も足も出ず、決定的な敗北を味わうことになる。その後、タイ式ボクシングの強さを体感した沢村は野口ジムに所属し、彼の熱意と才能に惚れ込んだ野口と固い師弟関係を結び、キックボクシング界へ進出する。本番組、および原作漫画は、実在するプロキックボクシングチャンピオン『沢村忠』の半生を元に、フィクションを織り込んだドキュメンタリー作品に近くなっており、沢村の実際の必殺技の『真空とびひざげり』や『フライングドロップ回し蹴り』、『垂直二段蹴り』を携えて、キックボクシング界で実際に行われた試合を戦い抜いていく姿や、架空の特訓シーンが描かれている。キックボクシングのアニメ版として、同時にドキュメンタリー要素も強かった異色の作品。なお、アニメのテーマソング『キックの鬼』『キックのあけぼの』は沢村忠が歌手として起用されており、少年少女合唱団みずうみと共にその歌声が収録されたレコードが東芝レコードより発売されている。
  • ※[ ]内の情報は当団体の独自調査による参考情報であり、書誌原本に記載のあるものではありません。
  • ※映画、演劇に関しては、放送日の欄の記載は「公開日」「公演日」になっております。
  • ※ローマ字表記は「かな」から機械変換で表示しているため、不正確な場合があります。
キックの鬼