あらすじ |
【魔法のマコちゃん】 深海の国を治める竜王の末娘である、人魚姫マコは、常に人間の世界に憧れを持っていた。しかし人魚の世界では人間と接することを禁じていた。ところが人一倍好奇心の強いマコは、ある日この禁忌を破り海上に出てみる。その時、一隻の船が沈没し、他の乗客を助けるために溺れてしまった青年アキラを救い、彼に恋をする。アキラを忘れることのできないマコは竜王の制止を振り切って、深海の長老のおババに人間になりたいと頼む。おババから一度人間になった人魚は二度と深海の国に戻れず、人魚に戻る事もできないという掟を知らされるが、それでもアキラに会いたいと願うマコは人間になることを選ぶ。人間の世界に来たマコは、海辺の小屋に住む浦島老人に救われ、彼の孫娘ということで学校に通い出し、近所の子供達とも親交を深めてゆく。何か困ったことが起きた時には父の竜王から貰ったペンダント「人魚の涙」に秘められた魔法を使い、様々な困難を乗り越えてhttps://docs.google.com/spreadsheets/d/1M-eSfF-e5I1N-sjxjWhs8RtAJM2-by9VtmXnWWgm2g8/edit#gid=684929878アキラと巡り会う日を夢見ながら人間として生きてゆく。ベースはアンデルセンの『人魚姫』だが、その世界観は1970年代の子供達の日常生活を軸に置いている。原作は「浦川しのぶ」となっているが、辻真先氏のペンネームである。東映動画魔女っ子もの三作目だが、恋愛の要素を入れ込んだため、未だに熱烈なファンが大勢いる。
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