あらすじ |
【みゆき】高校1年生の『若松真人』はとある春の日、海辺の民宿に泊まり込みのアルバイトをしていた。その民宿には才色兼備でクラスのアイドルである『鹿島みゆき』も訪れており、真人はアルバイトの合間にみゆきに声をかけてデートに誘うことに成功する。以前からみゆきが自分に好意を抱いていたと知った真人だったが、些細なすれ違いのせいで彼女とのデートは台無しになってしまう。傷心の真人は、海辺で出会った謎の美少女に声をかけるのだったが、彼女の正体は6年ぶりに海外から帰国した血の繋がらない妹『若松みゆき』だった。みゆきと真人はその後、ふたりきりでの生活を始めるのだが、魅力的に成長したみゆきに対し、真人は次第に兄妹以上の気持ちを感じるようになってしまう。一方で同級生の鹿島みゆきとも再び距離感が近づき、真人の心は妹のみゆきと同級生のみゆきとの間で揺れ動くことになる。真人と二人のみゆきによる複雑な三角関係の恋模様が描かれる本作は1984年から1985年まで『フジテレビ』系列にて全37話が放送された。原作は『タッチ』や『クロスゲーム』などで有名な漫画家の『あだち充』が手がけ、少年ビッグコミック(現:週刊ヤングサンデー)にて、1980年から1984年まで連載されていたラブコメ漫画であり、1983年には実写映画化、1986年にはドラマ化もされた。
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