あらすじ |
宇宙船の故障により地球へと不時着したバビルは、故郷への救援信号を送るために超高性能コンピュータを備えたバベルの塔を建造しようとしたが、地球人のミスにより完成直前に半壊してしまう。 故郷に帰ることを諦めたバビルは、いつの日か生まれるであろう自分と同じ遺伝子を持つ子孫へとバビルの塔と、スライム状の不定形生物・ロデム(黒豹姿が多い)、鳥型ロボット・ロプロス、巨大人型ロボット・ポセイドンという三つのしもべを残した。 それから五千年後、浩一という少年がバビルの塔のコンピュータからからバビルの正統な後継者、バビル二世と認められる。 浩一はバビルから受け継いだ超能力や、人並み外れた知力や体力を正義のために使うことを誓い、世界征服を狙う悪の超能力者ヨミの陰謀を阻止するために戦うことを決意する。 バビル二世となった浩一は幼少時から自分を育ててくれた古見一家のもとを離れることとなる。古見夫妻の娘である由美子は浩一に恋心を抱いており、突然姿を消した浩一を探し、バビル二世となった浩一といつもすれ違ってしまう。 バビル二世は世界の平和を守ることに全てを捧げ、自分と同じように超能力を持ち、さらには強大なカリスマで多くの部下を従え様々な国家すら意のままに操るヨミの世界征服計画阻止に力をそそぐのだった。当時は学生服のヒーローとロデム、ロプロス、ポセイドンという三体の僕の存在が新鮮であったため、水木一郎の主題歌と共に大いに人気を博した。 原作は横山光輝による漫画作品で、単行本全12巻が刊行されている。
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