| あらすじ |
『ハロー張りネズミ』 週刊ヤングマガジン(講談社)で連載し、単行本全24巻、文庫版全14巻が刊行された弘兼憲史による漫画作品をOVA化したもの。 この漫画は他にも実写映画、テレビドラマなど、多くの媒体で展開がされている。 東京都板橋区下赤塚のあかつか探偵事務所に所属する七瀬五郎と、その仲間たちが数々の難事件を解決に導く探偵漫画で、OVAでは三年前に失踪した夫・剛を探す妻・さよ子が五郎のもとを訪れるところから始まる。 遠藤正夫と名を変え、暴力団員と愛人を殺害した疑いで指名手配されている剛を探し、その足跡を追ううちに、彼が抱える心の闇に触れていく五郎。過去に自動車事故で二人いた子供のうち長女を死なせてしまったことへの罪悪感に苛まれ続け正気を失った剛は、残ったもう一人の子供・啓太をさよ子のもとから攫うと共に心中しようとする。 それを止めたのは警視庁の刑事で剛の友人でもあった山岸だった。山岸はこれ以上友人に罪を重ねさせない為に、剛を撃ち、その凶行を止めるのだった。1991年放映の映画では唐沢寿明、1996年のスペシャルドラマでは緒形直人が主演を務めた。 さらに国外でも、2005年に台湾で『探偵物語』という題名で連続ドラマ化されている。 2017年にはTBSの金曜ドラマ枠で瑛太を主演とした連続ドラマが放映されるなど、長い人気を博している。
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