アニメ脚本と脚本家のデータベース

令和5年度
メディア芸術アーカイブ推進支援事業

連続テレビまんが

一休さん

ひとつ家と嵐の道ゆき
歴史
作家 辻真先
放送局 テレビ朝日
放送日不明
放送回 260
主な出演 藤田淑子桂玲子宮内幸平
かな イッキュウサン
ローマ字 IKKYUUSAN
分類 台本
メディア テレビ
ジャンル アニメ
サブジャンル 歴史
収蔵先 倉庫保管中
あらすじ 【一休さん】舞台は室町時代。足利義満将軍が南北朝の争いを平定するも、いまだ不穏な時代が続いていた。千菊丸(せんぎくまる)は天皇の息子として誕生したが、母方の祖父が足利家と対立したため、将軍の命令を受けて安国寺の小僧となり「一休」を名乗る。聡明な一休は「とんち」を利かせて様々な問題を解決し、周囲から「とんち小僧の一休さん」と呼ばれるようになった。ストーリーは庶民のちょっとした困りごとの解決から幕府御用達の商人・桔梗屋による悪徳商法の撃退、さらには気まぐれに吹っ掛けられる将軍とのとんち勝負など、日本昔話として今世に伝わる内容をユーモアに描きながら展開する。その一方で、一休が戦に振り回される庶民の姿に心を痛めるなど、当時の時代背景を映した話も含んだ。最終話では、一休は立派な僧になるため安国寺を去り、修行の旅に出る。1960年代に民話をアニメ化する企画を原案として本作が制作された。1975年10月15日から1982年6月28日までNETテレビ(日本教育テレビ、1977年からテレビ朝日)系列で300本近く放送される。また本作には『鉄腕アトム』や『ジャングル大帝』に携った辻真先、『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦ヤマト』に携わった藤川桂介といった、多くの脚本家が関わった。最高視聴率は関東地区で27.2%、関西地区で42%に達した。オープニング「とんちんかんちん一休さん」の売り上げはミリオンセラーとなり、シングルはオリコンの「TVマンガ・童謡部門」にて1976年度の年間チャート1位を記録した。
  • ※[ ]内の情報は当団体の独自調査による参考情報であり、書誌原本に記載のあるものではありません。
  • ※映画、演劇に関しては、放送日の欄の記載は「公開日」「公演日」になっております。
  • ※ローマ字表記は「かな」から機械変換で表示しているため、不正確な場合があります。
一休さん