あらすじ |
『魔法少女ララベル』 魔法の世界で修行に励んでいた少女ララベルは、ある日、魔法のカバンを盗み出したビスカスを捕まえようとして、ともに人間の世界へと落ちてしまう。 日本の下町に辿り着いたララベルは、ふたつあったカバンの片方を取り返したが、魔法世界に帰ることもできず行き場を失ってしまう そんな彼女に手を差し伸べたのは、立花作造とその妻ウメだった。 魔法世界の常識が通じない人間世界に馴染めなかったララベルだが、立花夫妻や、その孫たちと仲良くなり、様々なことを経験するうちに人間を好きになっていく。 もうひとつのカバンを持ち出したビスカスは、人間界で出会った落葉積郎とともに魔法を使って様々な悪事を働いたり、ララベルのもつカバンを狙ったりする。 人間と仲良くしたいと願うララベルと、魔法使いと人間は相いれないと考えるビスカスは、雪山で対峙し、互いのカバンから様々な道具を取り出して魔法合戦を繰り広げたが、ついに魔法道具が底を尽きてしまう。カバンの魔法道具が全て尽きるということは魔法が使えなくなって、ただの人間になってしまうということだった。 魔法を失ったふたりは雪山で遭難してしまうが、それを救ったのは立花夫妻をはじめとする人間たちだった。 その一件をきっかけにビスカスは自らの考えを改め、ララベルは普通の人間として皆と暮らしていけることに喜びを覚えるのだった。 藤原英子原作による東映動画制作の魔法少女アニメで、東映魔女っ子シリーズの最終作として全49話が放送された。それぞれの話で、作造がことわざや格言を語って話を締めくくるという体裁をとっていた。
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