あらすじ |
【このはな綺譚】あの世とこの世の狭間にある宿場町にある温泉宿である「此花亭(このはなてい)」は、様々な日本の神々が利用する霊験あらたかな宿である。そこで働く仲居は全てが少女の姿をした狐の化身だった。そこに『八百比丘尼(やおびくに)』に拾われ育てられた、野狐の娘『柚(紬)』は社会勉強の一環として高台に建つ高級温泉旅館『此花亭』の仲居となるため、此花亭にやってきた。そこで個性豊かな六人の先輩狐娘たちに迎えられ、彼女は新人の仲居として修行の日々をこなしていく。『正体が何者でも、どなたさまでも、お客様は神様です。』の言葉を胸に神様、人間、さらには人ならざるモノたちまで仲居のみなは分け隔てなく奉仕し、思いを込めておもてなしの心でお客様たちをお迎えしてゆく。春夏秋冬、季節めぐるごとに訪れる摩訶不思議な出来事と共に彼女たちはそこに訪れる者たちの心を心を込めて癒していく。本作は2017年からAT-X・TOKYO MXほかにて放送され『Lerche』により制作されたテレビアニメである。原作は『天乃咲哉』。2009年から『一迅社』の漫画雑誌『コミック百合姫S』で『此花亭奇譚』のタイトル名で連載が開始され、後に『このはな綺譚』に改め、『幻冬舎コミックス』が運営するwebマンガサイト『comicブースト』で連載されている、異世界ファンタジーの漫画作品である。アニメ本編では原作者、天乃咲哉が作中の登場人物『文豪さん』としてカメオ出演している。
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