アニメ脚本と脚本家のデータベース

令和5年度
メディア芸術アーカイブ推進支援事業

テレビアニメーション・シリーズ

のらくろクン

※合本 リカのオバケ・バスターズ
キッズ
作家 金堂修一
原作 のらくろ
原作者 田河水泡
放送局 フジテレビ
放送日[1988/3/13]
放送回 23
主な出演 (のらくろ)坂本千夏、(のら山くろ吉)八奈見乗児、(木下圭太)三田ゆう子、(沢口リカ)松井菜桜子、(ブル連隊長)滝口順平、(もったいないおばけ)、(ロッカー)、(ノート)、(消しゴム)、(エンピツ)、(定規1、2)、(モップ)、(女生徒1、2、3、4)、(男子生徒)、(男子生徒)、(パイロットの声)、(女リポーター)、(警官)、(隊長)、(女)、(人々)
演出/監督 [石山タカ明]
かな ノラクロクン
ローマ字 NORAKUROKUN
分類 台本
メディア テレビ
ジャンル アニメ
サブジャンル キッズ
台本バージョン 録音台本
収蔵先 倉庫保管中
あらすじ のらくろは天涯孤独の野良犬だ。白と黒の模様が特徴的な雄犬で、大きな目をした人なつっこいキャラクターで、田河水泡の漫画連載として、戦前から愛された作品である。この作品が1970年代に戦後、再びアニメーションとして制作される。ストーリーはのらくろが、犬の軍隊・猛犬連隊に入隊し、ブル連隊長や、モール中隊長、デカ等、その他大勢の犬の仲間たちと共に毎日、軍隊で鍛錬の日々を送ることに主軸を置いている。入隊してしてからの、のらくろは銃火器の扱いが下手であったり、訓練中に失敗を繰り替えしながらも、次第に軍の暮らしにも慣れていく。生活の拠点が軍隊ということもあり、このアニメ版では従軍看護婦のミコという女の子犬がオリジナルキャラクターとして登場している。猛犬連隊の敵には山猿軍、ゴリラ軍、チンパンジー軍等様々あるが、中でも山猿軍とは幾度となく戦うこともある。基本的には戦後に作られた作品であるため、闘いの要素は薄められ、のらくろの、猛犬連隊での訓練や、身の回りで起こるアクシデントを解決するストーリーが多い。そういった事件の中で、のらくろは持ち前の明るさで様々な事件を解決したり、仲間との絆を深めていったりする。この作品は後に「のらくろクン」として、軍隊という括りを外して人間と犬が共存する、日常社会で生活する話として、再びリメイクされている。1970年代のアニメ版「のらくろ」は2016年に、ようやく全話が映像ソフト化された。
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  • ※ローマ字表記は「かな」から機械変換で表示しているため、不正確な場合があります。
のらくろクン