| あらすじ |
【吉永さん家のガーゴイル】御色町という街で暮らしている個性派ぞろいの吉永家。その長女である「双葉」は、ある日、商店街の福引でしゃべる犬の石像を手に入れる。その正体は、かつて三人の錬金術師が、その技術の粋を集めて作り上げた命を持つ門番型自動石造であった。石像は「ガーゴイル」と名付けられ、頼まれもしないのに吉永家の門柱の上に陣取り門番を始めてしまう。最初は新聞の配達員相手にも攻撃をしかけては双葉にドロップキックで蹴り落されたり、問題を起こすことも少なくはないガーゴイルだったが、吉永家での日々を過ごすうちに少しずつ多くの人々に受け入れられていくこととなる。しかし、そんなガーゴイルや吉永家の周りには、妖しいアンティークショップを営む天才錬金術師「高原イヨ」や、ガーゴイルに使われている賢者の石を奪おうとする「ハルミトン」自分の作り出した知能を持つ強化植物で打倒ガーゴイルを目指す「ヒッシャム」や世を騒がせている怪盗「百色」といった人物たちが集まり、いつも騒ぎを引き起こす。ガーゴイルは自分の大事な家族である吉永家や街の人々を守るため、そんな騒動を解決していく。原作は田口仙年堂による小説作品であり、ファミ通文庫より全15巻が発刊されている他、番外編小説や作画を「玉岡かがり」が担当し「エンターブレイン」で漫画化される等、メディア展開が行われている。アニメは『トライネットエンタテインメント』『スタジオ雲雀』により制作され、2006年より全13話が放送された。
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