あらすじ |
【東京BABYLON2】日本の陰陽師の頂点に立つ皇一族の16歳にして第13代当主「皇昴流(すめらぎすばる)」は、歴代当主の中でも一、二を争う能力を持っている。彼の双子の姉である「北都(ほくと)」は双子ながらも、それほどの術者ではない。この双子のきょうだいと常に行動を共にするのが、本来は皇一族とは敵対している桜塚護一族の跡取りである「桜塚星史郎(さくらづかせいしろう)」。何か不可解な事件が起きると共に事件解決をする。そんなある日、昴流は深夜の地下鉄で殺人事件を目撃する。それは最近話題になっている連続通り魔殺人だった。警察の事情聴取を受ける中、警察に協力する女性「美零(みれい)」と出会った昴流は彼女が、手で触れた物体から過去を見ることのできるポストコングニションという特殊能力を持っていることを知る。美零は、その事件の最中で母のように慕っていた占い師までもが通り魔に殺されてしまう。殺犯人を捕まえるために美零と共に昴流は地下鉄に乗り込み、殺人犯と対峙して、事件を解決に導く。月刊ウィングスで1990年から1993年にかけて連載されたCLAMPによる漫画を原作としてアニメイトフィルム(現・フロンティアワークス)が制作を行ったOVA作品の第2弾で、1994年に発売された。原作では怪奇現象や霊的事件と対峙しながら自分の宿命と向き合っていく物語となっているがOVAでは番外編のような扱いになっている。1993年にはビデオ映画として実写化にもなっている。
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