あらすじ |
【月光仮面】 初の国産テレビヒーローものとして1958年2月から1959年7月までシリーズは5部まで放送された。探偵の祝 十郎は警察に協力して、様々な悪人や悪の集団と戦っていた。警察が危機に陥ると、どこからともなく現れる白いマスク、ターバンでサングラスをかけて、オートバイで駆けつける『月光仮面』として、悪を懲らしめる。「月光仮面」が現れると「祝 十郎」が居なくなるが、敢えて正体が分からないという設定でストーリーの根幹を通していく。第一部は「どくろ仮面編」(全71話)第二部は「バラダイ王国の秘宝」(全21話)第三部は「マンモス・コング編」(全11話)と、様々な悪の組織と戦うシリーズで第五部までテレビ放映された。制作はKTR(現TBS系)と宣弘社で、原作・脚本が「川内康範」。1958年2月から1959年7月まで、全シリーズ合計130話制作された。『憎むな、殺すな、赦しましょう』という理念を持ったヒーローとして一世を風靡した。後に東映が映画化の為に参入して、1958年から1959年までテレビと同時並行で劇場版も6部まで作られているが、東映バージョンでは主役の祝 十郎役が大瀬康一から大村文武に変わっている。どのシリーズでも「月光仮面」は「祝 十郎」だろうという演出をされているが、原作の川内康範の考えか、未だにどのデータにも「月光仮面役」は明確化されていない。月光仮面は日本のテレビ初のヒーロードラマでもあり、初めての特撮ヒーローであると意見が分かれる。
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