あらすじ |
【怪奇大作戦】1970年代初頭の社会で発生する、警察では解決できない事件が次々に起きる時代に元、警視庁鑑識課長であった「的矢 忠」は科学捜査の重要性を痛感し、警察を退職後『SRI Science Research Institute』を民間で立ち上げ、科学に特化した能力を持つ「牧 史郎」や防衛大学出身の「三沢京助」、科学分析、通信バックアップ担当の「小川さおり」等と不可解な事件を怪傑に導く。制作は円谷プロだが、『ウルトラシリーズ』の様に、怪獣やヒーローが登場する訳ではなく、大人にも通用する科学捜査をメインに一話完結の30分ドラマとして根強い人気を持つ。現在ではマジックの応用などで説明が付く第一話「壁抜け男」や真相は謎のままである「吸血鬼」を扱った話、「からくり人形」の話等、様々な不思議でホラーテイストの話がほとんどであった為か、脚本家は金城哲夫、上原正三、佐々木守、市川森一等、後のテレビドラマ業界を率いる、総勢11名が参加していた。中でも、21世紀となった現在でも憲法39条で問題視される第24話「「凶器人間」は欠番となって、未だに解禁されていない。TBSと円谷プロダクション制作で1968年9月から1969年3月まで、日曜日の夜7時に放送された。チームリーダーの的矢役に「原 保美」、その片腕に「岸田 森」。さらにNHKで2007年に『怪奇大作戦 セカンドファイル』が「SRI」をそのままにリメイクされ、次いで2013年に『怪奇大作戦 ミステリーファイル』と再び制作された。
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