| あらすじ |
『タイムボカン』カブトムシ型のタイムマシン『タイムボカン』の試運転を行っていた『木江田博士』はタイムトラベル中に行方不明となり、研究所には無人となったタイムボカンと原始時代からやってきたオウム『ペラ助』だけが帰還した。木江田博士の助手『丹平』は、ペラ助ととてつもない力を秘めた鉱石『ダイナモンド』を手掛かりに、博士の孫娘『淳子』を連れて『タイムボカンⅠ・タイムメカブトン』に乗り込むと、木江田博士の行方を探す旅に出た。木江田博士捜索の旅の道中では、ダイナモンドを狙う悪人『マージョ』『グロッキー』『ワルサー』の三人が度々立ち塞がる。マージョたちは木江田博士から盗み出したタイムボカンを改造したロボ『タイムガイコッツ』と毎回異なる動物や妖怪をモチーフにしたメカニマルが登場し、丹平とタイムボカンを追い詰めるが、トドメの一撃で丹平たちの逆転兵器や様々な要因によって爆発し、敗走する。ストーリーの後半では、丹平たちが無事に木江田博士を救助し、マージョたちとの戦いによって最初に手に入れたダイナモンドが失われる。その後、木江田博士の手により新たなタイムマシン『タイムボカンⅡ・タイムドタバッタン』『タイムボカンⅢ・タイムクワガッタン』が開発され、ダイナモンドを狙うマージョたちの陰謀を阻止すために、様々な時代へと新たな旅に出る。『今週のハイライト』と呼ばれるマージョたちの敗北から始まる爆発シーンは、視聴者からの人気が特に高く、後継作品『タイムパトロール隊オタスケマン』の『今週の山場』に引き継がれるなど、タツノコプロのアニメ作品の定番となる流れを生み出した。
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