あらすじ |
【ハゼドン】 海の世界で暮らす、決してカッコイイとはいえないハゼの男の子『ハゼドン』。 世界一強い魚になってほしいと願う母の遺言を胸に形見の横笛と貝のペンダント、頭に載せるポリバケツ持って、南の島に向かって旅立つ。ハゼドンは道中で人魚『シーラン』フグ『プーヤン』出会う。母の形見である貝殻のペンダントはハゼドンが世界一強い魚になった時に開くとされていた。母の願いでもあり、自分の目標になった世界一強い魚になるために、ハゼドンは南の海を目指して冒険の旅に出る。途中、意地の悪いサメのサメギルス、アンコウのアンコラゴンに追いかけ回されたりいじめられそうになるが、仲間達と力を合わせて乗り越えて行く。 ハゼドンはコミカルに擬人化されており、尾翼で人間の様に歩くこともでき、水中に入れば普通の魚と同じく泳ぐことができる。海の生き物の成長と冒険を描く本作は1972年に放送が開始され、アニメ制作は現在のサンライズが創映社時代だった頃の第一号作品として作られ、本格的にテレビアニメを制作するきっかけになった作品だとも言われている。 放送時は先行的に連載されていたコミカライズは吾妻ひでおが担当して話題を呼んだ。残存データとしてはビデオソフトまでのため、DVD化されていない。
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