| あらすじ |
【エルフェンリート】大学に通うため、北海道を出て鎌倉へとやってきた「コウタ」は、建物の掃除をすることを条件に、今は使われていない料亭「楓荘」での生活をはじめた。そんなコウタが由比ヶ浜で見つけたのは、『にゅう』という奇妙な言葉しか口にしない記憶喪失の少女だった。自分に懐く少女に「にゅう」という名前をつけたコウタは、彼女を家へと連れ帰る。しかし、にゅうの正体は、ある組織によって閉じ込められていた現生人類を滅亡に追い込むほどの力を秘めた、側頭部に対となる二本の角と、特殊能力を持つ新人類「ルーシー」だった。ルーシーはある事故がきっかけで施設を脱走し、その際に頭部への銃撃を受けたことで記憶を失っていた。コウタはルーシーとの出会いと、彼女を中心に巻き起こる騒動に関わるうちに、彼女こそが8年前に自分の父親と妹を殺した張本人であることを知る。ルーシーに対し強い憎しみを抱くコウタだったが、ルーシーはコウタに対して強い後悔を抱いており、コウタにどれほど恨まれようとも、彼を守るために行動する。コウタは、どれほど傷ついても自分を守ろうとするルーシーを見て、彼女を許し、和解するのだった。原作は岡本倫による漫画作品で『週刊ヤングジャンプ』で2002年から2005年まで連載された。アニメは2004年よりCS放送局のアニメシアターXで全13話が放送され、その後、2005年に地上波版が放送された。尚、本作は日本よりも海外で人気があり、フランスやアメリカでアニメーションの数々の賞を獲得している。
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